「再興第107回大本山三宝院門跡大峯山花供入峰修行」

2017年09月21日

6月6日から9日までの日程で、第107回大峯山花供入峰修行が行われた。
6月6日は、午後2時より駈入護摩。
翌7日午前6時、三宝院大玄関前にてご法楽後出立。大阪の報恩院にて近畿連合会と合流し、雨の中、四天王寺にて柴燈護摩を厳修。洞川到着後、龍泉寺まで地元小中学生の「よう参り」の出迎えを受けながら練行。龍泉寺到着後柴燈護摩を厳修。
8日、それぞれ心身を清めた後、午前3時、男性修行者は大峯山、女性修行者は稲村ケ岳・大日山を目指して龍泉寺を出発。午前7時50分、途中より激しい風雨に会いながら、大峯山上を経て小篠根本道場へ到着。行者堂の神変大菩薩に蓮華の花を供えた後、柴燈護摩を厳修。再び大峯山上を目指し、辻堂にて護摩、昼食の後下山。新客、伝法学院生らは、行場修行の後下山。
女性修行者は、山頂の最後の岩場は、激しい風雨のため断念し、山頂手前に花を供えて昼食後下山。下山後、大峯山遥拝所の護摩道場にて仲田門跡を大祇師に柴燈護摩を厳修。
9日は、午前4時30分、吉野下りへ出発。鳳閣寺では、理源大師御廟参拝後柴燈護摩を厳修。更に金峯山寺まで下り、金峯山寺蔵王堂にて法楽。吉野駅よりバスで醍醐寺へと向かい、無事、駈出護摩を厳修し、花供入峰修行を無魔成満した。